尊ばれないことは忘れ去られるべき

我ら人類の最も美しい掟の一つ。
けれども、この忘れ去られたものの中にも尊いことがあったのではないか、とも思う。
淘汰されて消えたのなら、不要と言えるかもしれません。
しかし、誰にも気付かれずひっそりと消えていったものの中には、きっと尊いことがあったはず。
有終の美が華やかとは限りません。
儚く消え入ることもきっと美しい。
立つ鳥跡を濁さず、とも言います。
これから葬られることに胸が痛みます。
全て無意味だったとは思いたくありません。

失われた文化を現代に復活させた例は多々あります。
願わくは一時的な仮死であることを願います。