薄紅、染まれ染まれ

卒業のシーズンがやってきたのに桜が咲いてません。
季節がズレたのは今に始まったことではありませんが、季語は季語でなくなり価値観も根拠を失います。
でもそんなことは大した問題ではない。
卒業とは次の始まりとセットです。
そんな節目を迎える人達のエネルギーはとてつもなく強い。
いかなる状況でもきっと笑って過ごすんでしょう。

卒業を迎えるのは学生たちだけではありません。
保護者を卒業する方もいます。

お疲れさまでした。
おめでとうございます。
これからは自分の為に生きてください。

僕は結婚が遅かったので、20代で親になってる人はそれだけで尊敬します。
もちろんなるだけでということではありませんが。
同世代で子育て終えたとか、ゴールが見えてる人とかいます。
きっと20代、30代は我慢も多かったのだと思います。
自分を犠牲にしたことも多かったのだと思います。
これからの日々を楽しんでほしい。
好きなことをやってほしい。
自分を労わってあげてください。

本当にお疲れさまでした。
これからが楽しみですね。

桜が3月に咲くのを止めたのは別れを飾るよりも始まりを満開に咲いて祝福するためかもしれませんね。