夜明け前が一番暗い

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福祉用具の価格には上限価格という物が設定されているので、定期的に見直しをする必要があります。
不当な価格を設定している事業所の運営を是正する為に導入された制度ですが、もうとっくに業界はクリーンになりました。
それでもこの制度を続ける意味は、一つしかありません。
とにかく手間と管理が増えるこの業務。
こなせない小規模の事業所はさっさと潰れろと言っているのです、お上は。
残念ながらこの程度のことはどうってことありません。
余裕で生き残ります。

しかしまあ、なんと時代に逆行したことか。
人間の社会って、豊かになること、便利になっていくことを目指しているんじゃなかったでしたっけ?
複雑化と負担増の制度改変は、民間事業者の篩いかけでしょう。
国が元締めの事業ではよくある話です。
将来、縮小する事業だからそれに合わせて今から仕掛けているということがよくわかりますね。
生き残る道はあります。
気付いている者は始めています。
僕も始めています。
衰退期に入ると同時に過渡期に移り変わっていきます。
そして新たな黎明期へ。
だとすると今は夜明け前ということになりますかね。
これからもっと酷くなるでしょう。

息を潜めて企てる夜をどれだけ過ごしたと思ってる。
戦い方はわかってる。
もう少し夜が続けばいい。