伝統文化はSDGsから外れてる?

世の中は男と女に分けたり、大人と子供に分けたり、とにかく分類をします。
そうしないと物事を決められないし進められないから必要なことです。
けれど、そうした分類に抵抗する者はいるものです。
自分が何者かを他者に決められたくないからです。
なにより、誰かが決めた分類に自分が該当しないから声をあげるのです。

その小さな声が排除されてきたのは、民主主義だけでなく、どのような主義・主張の社会でも同じことです。
発展する必要があったから、取り残されるものに手を差し伸べる社会ではなかった。
社会が行き詰まって、発展は減速しています。
元々あった問題が追いついてきた。
多様性とは敗者復活戦のようなものだなとよく思います。

機は熟したかに見えますが実際どうなんでしょう。

ジェンダー問題は今や腫れ物です。
五月人形では金太郎や弁慶、鎧武者を模した人形を飾ります。
雛祭りでは、男雛と女雛を対に飾るものです。
それぞれ、男の子、女の子の健やかな成長を願っての伝統行事です。
こういった文化に対して異を唱え差別問題をぶつけてくる。
もはや鬱陶しい。
これはこれ、それはそれ。
どうしてこれまでの文化に変化を求めるのでしょう。
新しく作ればいいじゃないか。
新しく性別も何も関係なく誰でも祝える日を作ればいいじゃないかと思います。
そうでなければ、対等ではないですよね。
男の子も女の子も変わらずにいるんだ。
文化を破壊したいのだろうか?

弱者という立場に立って逆差別を利用して下品なメディア戦略。
これでは理解は遠のくばかり。

黒幕は誰だ?
誰の怒りだ?

誰が儲かってるんだ?