MaaSの一端

電動カートを借りたい方は多い。
介護保険では原則、要介護2≦でないと借りることができません。
メーカーは免許証を返納して電動カートに乗ろう、と広告を打ちます。
新聞の折り込みでもよく見かけます。
¥2,500/月程度でレンタル出来ますと謳いますが、車いすの区分であることや、介護保険で利用する場合の条件等の記載はありません。
金額で釣るような広告には感心しません。
商品はその機能、性能、デザイン、利便性など、商品が持つ本質的な価値で勝負するものです。
売る手段として広告を打ち、話題を作っていきます。
良い物は高い。
みんな納得していることです。
いい加減、安売り合戦みたいなことは止めてほしい。
しかも一定条件が必要とか騙し討ちもいいとこ。
そういう浅はかな営業戦略は見透かします、消費者は。
もちろん安いものがみんな好きです。
気に入ったものが安く手に入るに越したことはありません。
でも、無理がある安売りの裏側では消費者を裏切る行為がしばしばあります。
薄利多売は利益が上がらないだけでなく、サービスの質も落とします。
金額が高くてもサービスの質を良くすれば消費者は理解してくれます。
そういう粋なマーケットはなかなかないですね。
僕は安売り市場には乗らない。
自分の首を絞める行為だとわかっています。
だから、質を上げる努力をします。

電動カートを取り巻く環境は激動です。

高齢者向けのカートだけでなく、小型モビリティの波は何度か来ていますが、あらかたのデータが取れたことや法や条例が動き出した今、超絶ビッグウェーブが来そうな予感。
周辺サービスも暖気モード。

これに乗っかりたいプランがあるけどまだ策が浅いし資金がない。
少し様子見ですね。

最近電動カートのレンタルを開始した利用者から保管場所についての相談がありました。
カーポートやガレージでは大げさすぎるし費用も掛かる。
しっかりやるとなると日数も掛かります。
てなわけで、テントガレージです。
安くはありませんが手頃です。



なかなかいい。