「良い知らせと悪い知らせがある。どっちから聞きたい?」
アメリカ映画でよくあるセリフですが、実際にこのセリフを生で言ったり聞いたりすることはない。
だって芝居がかってて恥ずいじゃないですか。
聞いても言っても噴き出しそうです。
もしこう聞かれたなら、僕は迷うことなく悪い知らせから聞きます。
というかみんなそうじゃないですかね?
最後に絶望する必要あります?
最後に救われるのが相場だろう。
こんな有名なセリフですが、どの映画で誰が言ってたか、全く思い出せません。
誰もが言ってそうだし誰も言ってないような気さえしてくる。
ホントはこんなセリフなかったんじゃないだろうか?
幻想なのか?
この二つの知らせは、相殺するくらいに拮抗した内容ならどちらから聞いてもよさそうですが、大抵悪い知らせが強いものです。
特に映画なら。
そう。
映画では不思議とみんな良い知らせから聞きたがるんです。
後から聞く悪い知らせが衝撃的で新たな展開に発展していきますが正直違和感しかない。
ま、アメリカ映画だから良しとしますが。
後に知らせるものの方が強い場合にのみ言う価値のあるセリフですが、現実社会でこれやったら、逆になることもあるでしょうから、なんというかとっても不毛ですね。
どっちから聞きたい?なんて相手に委ねず、話を組み立てて一方的に話す方がよっぽどいい。
一体全体どんな場面で言うんだ?
もし、最高にカッコいい言い回しで楽しませることができるという人がいたら、是非仕掛けてください。
その時どう答えるかはもう決めた。
いやー
マジしらけそう、、、
決して馬鹿にしているわけではなく、楽しんでいるだけです。
何より僕が言うならどんな時だろう?と想像を膨らませているのです。
さて。
とか思ってたら遂に言う時が来た。
果たしてこれは適切なのか?
不適切にもほどがあると怒られそうだ。
良い知らせと悪い知らせがある。どっちから聞きたい?
聞いておきながら悪い知らせからお伝えします。
冗談はさておき、この4月、弊社のサービスの一部を値上げせざるを得なくなりました。
物価、燃料費、人件費の高騰を背景に仕入れ単価の上昇が止みません。
企業努力でこれまで価格は据え置きにしていましたが、吸収しきれなくなってきたため、やむなくこの4月から一部の商品を値上げいたします。
金額としては10~100円くらいです。
と同時に、良い知らせとしては、価格を下げたものもあります。
なるべく、相殺できるように設定しましたが、サービス内容はそれぞれであるため、利用料が増す方も減る方もいます。
サービス内容を見直す機会を作りますので、どうかご理解ください。
個別にご案内を送付いたします。
また、事業所の方々へは新価格のカタログをご用意いたします。
ご確認下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
質を落とさぬよう精進してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
良い知らせと悪い知らせがある。どっちから聞きたい?