ドラえもんの映画を観てきました。
息子に誘われて重い腰を上げましたが何故か娘まで付いてきて3人で。
ゲッソリ。
まぁ観終わってみると、音楽をやりたくなるような感じになりますな。
のび太のパートがリコーダーなのは、映画を観た小学生がリコーダーをやる気になるように仕向けたものでしょうか。
ドラえもんは登場以来、ずっといつの時代も子供たちと共に在ります。
でも、ドラえもんは夢を与えるでも感動を与えるでもない。
いつだってのび太がみんなに勇気を与えてきたんです。
ドラえもんが提供する便利グッズを、いつも想定外の方法で使用して失敗する。
それは、のび太が馬鹿だからなのではなくて、のび太がいつも考えているからです。
画一的に生きるな、お仕着せを飲むな、そんなメッセージを読み取れます。
作者が亡くなっても持続していく作品というものには必ず普遍的なマインドがあり、それが再現される機能が働いているということです。
子供の頃に触れたものが今でも続いているモノはそう多くはありませんが、そんなモノに触れると色々と気付かされます。
大人は何をするべきか?
ポップコーン頬張って子供と一緒に笑ってりゃいいわけではない。
のび太がどんな大人になるかを皆知っている。
ひみつ道具なんていらない