4月から福祉用具選択制が始まります。
非常にわかりにくいですが、一部の福祉用具を利用者が貸りるか買うかを選べるというものです。
対象となる福祉用具は、
・多点杖
・ロフストランドクラッチ
・プラットフォームクラッチ
・ピックアップ型歩行器
・固定型スロープ
です。
これまで、介護保険を利用して購入できる商品は特定福祉用具として、
・入浴補助用具
・腰掛便座
・リフトの釣り具
・簡易浴槽
・自動排泄処理装置の交換部品
・排尿予測デバイス
の6種でしたが、この辺り、ルールを変える必要があります。
まだ整理されていないようですが、まあ間に合わせるんでしょう。
特定福祉用具購入と同様の手続きをすること、購入可能枠は今まで通り10万円というのは決まっています。
該当する福祉用具をレンタルしている利用者には半年以内に制度の説明と意向の確認をすること、とされています。
なかなか手間のかかる事ですが、お上はどうせやると決めたらやるんだし、反対運動なんてしたって変わりっこない。
訪問介護の報酬引き下げが、これだけ騒がれていても一切応じずですから。
厚労省としては、処遇改善加算は取得しやすい条件で新たに創設したから、基本報酬引き下げを相殺もしくは上回ることが出来ると言います。
まぁ、紐解いていくと財源を絞りたい財務省がデータ見て訪問介護儲かってってから少し減らすよと言い出して、厚労省が慌てて対応策を考えた。
そう捉えることも出来ます。
つまり、上には上がいるということです。
中間管理職の胃痛が理解できる人は多いと思います。
生き残る道を残してくれた、と解釈することが出来ます。
あくまで解釈で、実際は味方なんていないのかもしれません。
でも、そんなことを確かめる事がどれほど大事でしょうか。
現状にどれだけ対応できるかを考える方が有意義です。
お上は動かせない。
火を見るより明らか。
文句垂れてないで改定に順応して新しい可能性を模索した方がよっぽどいい。
文句言ったって止められるものではないし、むしろ互いに態度を硬化させてしまうだけではないですか?
お上は動かされることを嫌います。
新しい制度、やってみなければ良いも悪いもわかりません。
データ取らなければものは言えません。
順応できなければ閉鎖でしょう。
自然淘汰とみなされます。
悲しいけどよくある話。
昔からあるよくある話。
悲しいけどこれって経済戦争なのよね。
勝ち上がるために考えるんです。
生き残ることから考えるんです。
きっと大丈夫。
みんなそんなヤワじゃないですよね?
がんばりましょー
今後、ホームページ内に専用のページ作ります。
情報まとめて更新していきますのでたまにチェックしてください。
よろしくお願いいたします。
新法・お上は動かない