Marking Makes

ひと手間加えるだけで量産品もオンリーワンになります。
あの真っ赤なロウで封をするボトルのように。
サービスにはそうした粋な計らいがあると良い。

個人が尊重される時代になりました。
制服と髪形で均一に並べられた僕等には違和感があります。
個性とは特別なものでしたから。
勝ち取る物でしたから。

自己主張のためには犠牲を払う必要がありました。

時代が変わるのは必然です。
なるようになった。
それだけのことです。
良いも悪いもない。
順応できるか。
それが大事です。

足跡を、爪痕を、マークを残す。

自己主張が独り善がりで終わらないことを願います。