閃きの期限

福祉用具は奥が深いものです。
幅広く言えば眼鏡でさえも福祉用具となります。
福祉用具を扱う者は、立場によって扱う物が変わります。
福祉用具を必要とする対象者が、介護か障害かで必要とする機能は変わりますし、そもそも目的・目標が違います。
介護であれ障害であれ、自立支援を目的とするところは同じですが、目指すところは個々で違うのです。
僕ら福祉用具専門相談員は、用具の基礎知識と取り扱いを習得しているのは当然のことですが、対象者の身体機能の現状からどこまで向上できるかを見極める必要がありますし、本人の意思の確認だって必要です。
僕のように身体介護の経験がなく、福祉・医療系の学問を修めていない人間には専門的なところでわからないことが多くあります。
日々、勉強はしておりますが専門職に相談しながら進めていく方が確実なのでPTやNs、ヘルパーに連絡を取り確認する事はよくあります。
たぶん、それが連携の一端で基本的なことなんだと思います。
用具に関心が強い他職種の方と話すのは面白い。
僕とは違う解釈、視点、考察はとても勉強になります。
そんなことを考えていたら新しいサービスを閃いたのですが、何もかもが足りない。
アイデアはたくさん湧いてくるのに実現する為に必要な資金、人材、物資、能力がいつも足りない。

まずは福祉用具の事業で一点突破。
まだまだだなぁ。

閃きよ、消えないで。