血の意味

先日、産まれた時から知っている甥っ子と食事をしました。
兄貴と甥っ子、僕とで3人で食事をしましたが、まず、甥っ子がたくましい好青年に成っていることを嬉しく思います。
看護学生になった彼は、勉学に将来に恋愛に趣味と、存分に楽しんでいる様子。
とても気持ちがよく、こちらまで幸せになるような若い笑顔を見せてくれます。

僕もいよいよオジサンで、産まれた時から知っているこども達が大人になって社会で活躍し始めています。
友達のこどもと酒を飲んだり、甥っ子と食事に行ったり、飲みに行った居酒屋の店員が友達の子供だったり。
彼ら、彼女らが好青年になり青春を謳歌している姿が嬉しくないわけがない。
オジサン、感動です。

10代で自分の道を定め挑み進んでいく姿は美しい。
僕は自分の道を決めたのは40歳になる頃です。
若くして自分の生き方を決められるのは、それだけで称賛です。
別の道を希望していたのに身体的にその道に就くことができないとされても、よくすぐに次の道に切り替えることができたものだなと感心します。

数年後、彼が挫けることがあったとしても、きっと自分で乗り越えていくでしょう。
僕は酒でも奢ってやる。

彼が看護師になって働くようになった時、僕が福祉用具で関わっていくのも面白いと思ったものの、彼は彼で自分で人脈を作って気の合う用具屋さんと仲良くなったらその方がいいなと思いました。
困ったときに力を貸してあげられるように、今は僕がしっかり事業を安定させることが大事ですね。

あぁ。
楽しみだ。

兄貴の嬉しそうな顔もまた嬉しい。

僕は家族との関係があまりうまくいってませんでしたが、わだかまりが氷解していくのがわかりました。
ようやく次の段に進めたのだなと感じています。

血脈が連綿と続いていくことの尊さが少しだけわかりました。