レモンサワーが見せる未来



蓋を空けると輪切りのレモンが浮き上がります。
スゲー
空気が入ると、もしくは炭酸で、みたいなことなんでしょうか?
浮いてくるのはまあわかる気がするんですが、沈めておくのは一体どうやって?
真空とか?
サイエンティストに聞いてみようっと。

楽しいだけでなく美味い。
¥ 298_は伊達じゃない。
贅沢なレモンサワーだ。

自宅で飲むレモンサワーに¥298_を出すのが贅沢なのか、自宅でも本格的な美味いレモンサワーを飲める事が贅沢なのか。

嵐の物価高、略奪の令和。
高額商品が当たる。
これを分析し切るマーケター恐るべし。

とはいえ、こんなモノいつも買えるわけがない。
僕はレモンサワーは普段飲まないので物珍しさで1回だけ買ってみました。

僕はウイスキーが好きだから、じゃあ、山崎や白州のハイボール缶を¥700_で買うかといったら買わないな。
ボトルを買ってじっくり味わいたい。
だけど、そのボトルも今では定価では買えない。
いくら払ってでもボトルを買うのが贅沢なのか。
バーで¥1500_とか¥2000_で1杯を味わうのが贅沢なのか。

贅沢そのものが敵とされた昭和初期中期。
その頃、懸命に日本を建て直そうとがんばった人たちが見ていた望んでいた未来はこうだったのだろうか。
豊かになったから贅沢をするのなら線上の話で納得はできる。
貧しい平成では贅沢なんて特権。
乏しい令和で一般人がプチ贅沢。

変な世の中だ。
誰が運転してるんでしょうね。

少しわかったことは、昔は忍耐が美徳だったと思います。
その先に報われる未来があると信じていたのかもしれない。
それが幻想だったって気付いちゃいましたよね、みんな。
耐え忍んだ先に待つものが貧困や不幸なら、せめて今を楽しもうと思うのは当然か。

僕はそんな呪縛や輪廻の外で生きたい。
贅沢も貧困もいらない。
もっと根源的に素直に生きたいと思います。

とりあえずこの技術に完敗。
未来に乾杯!