わだつみの声を聞け

ゴジラ-1.0がアマプラで配信開始になりました。
劇場に観にいけなかったので早速観ました。
何を隠そう、僕はゴジラが好きなのだ。

今作、VFXが評価されアカデミー賞で視覚効果賞を受賞したとか。
昨今の映像作品のVFXの凄さは一般の鑑賞者にとってはどれをとっても素晴らしいものです。
漫画やアニメ、ゲームなどでは日本の作品は世界を席巻するのに、映画はなかなか揮わない。
エンタメもガラパゴス化している日本ですが、それでも世界レベルに到達するのは素晴らしいことです。

ゴジラは特撮物として色者扱いされますが、物語は常に人の業を問うてきました。
核に対する神からの回答のようでもあります。

今作、戦争物の側面があり不覚にも泣いてしまった。
爆風からのブラックレインや震電で戦うなど、まるで違う映画を観ているかと錯覚しそうです。
後になって思い返してみるとおかしなシーンはありましたが、シンプルに良かったです。
最先端技術や超科学兵器などは登場せず海の力を利用するわだつみ作戦は時代背景も相まってグッとくるものがあります。
フロンガスで海水を遮断して海底に自重で沈める?
追撃の予備作戦で3段構え。
構成がアニメですね。

ゴジラ作品はだいたいハッピーエンドに見せかけてバッドエンドですが、今作も同様ですね。
頼むから続編は作らないでくれ。
また別の世界線で違うゴジラに会いたい。